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韓国映画「暴風前夜」


キム・ナムギルさんが「赤と黒(나쁜 남자)」撮影前、
過酷な減量をして挑まれた映画「暴風前夜」を観ました。

:::暴風前夜 폭풍전야 2010年韓国:::

監督:チョ・チャンホ
主演:キム・ナムギル.ファンウ・スレ.チョン・ユンミン
時間:104分
制作:オポスピクチャーズ
観覧基準:青少年観覧不可

※日本では「愛の運命 暴風前夜」とのタイトルでDVDが販売されています。
まずは、あらすじからご紹介します。

妻を殺した罪を着せられ、終身刑の宣告を受け服役し、苦痛の日々送るスイン(キム・ナムギル)。彼を支えているのは、妻を殺した真犯人である神父に対する復讐心だった。刑務所内で耳にした噂話(HIV感染者は早々に釈放される云々)を信じたスインは、 同じ刑務所の収監者であり、HIV感染者のサンビョン(チョン・ユンミン)に接近すると、自ら感染するよう仕向ける。ところが噂話は全くのデタラメと分かり、追いつめられたスインは、サンビョンの助けを借り、脱獄を決行する。

マジックを得意とするサンビョンは、スインに一つだけマジックを教え、脱獄が上手くいったら、海辺のカフェにいるミアに自分の消息を伝えて欲しいと話す。唯一信じられる存在の兄と共に、スインは妻を殺した真犯人である神父の元へ向かうが、スインが真相を知ったとたん、神父は目の前で命を絶つ。

真犯人に妻と関係があったことまでも打ち明けられ、絶望の淵に追いやられたスインは、行き場を失い、サンビョンから聞いていた海辺のカフェの女性オーナー、ミアを訪ねていく。

(あらすじ ここまで)

すごく長くなりましたが、ざっとこのような幕開けでございます。まず、ミアについて、少しお話しないといけません・・・。ミアは、かつてサンビョンを愛していました。でも、サンビョンの方は、ミアに対する愛情はなく、ただ利用していたように見えました。というのも、サンビョンには男性の恋人がいて、彼と深く愛しあっていたのです。サンビョンとその恋人は、マジシャンとして各地で公演をして生計を立てています。ミアの方がそんなサンビョンに強く惹かれ、サンビョンがしきりに拒むのを無視して(汗)、関係を持ってしまいます。その後、サンビョンが男性の恋人と愛し合う場面を目撃してしまったミアは、何を思ったか猟銃を手にサンビョンの恋人の元へ!この女性、やることなすこと激情に突き動かされてます・・・(涙)。理解に苦しみます。あんな姿を見てしまったら、私の場合逆に諦めがつくような気もします。

なんとミアは、サンビョンの恋人の胸に銃口を向け、思わずというより、手が滑ったような感じで、引き金を引いて撃ってしまいました。サンビョンがなぜ刑務所にいたかは、彼女の罪を全部自分が背負ったから、というわけなのです。

ミアを訪ねて行ったスインは、このことは何も知りません。そしてミアも、ある日突然現れた男性スインについては、元シェフであったという情報しか知りません。身を隠す必要があるため、スインは自分をユジンと名乗ります。

スインの妻は回想でも、写真の一枚すらも、最後まで登場する機会はありませんでしたが、何ゆえあんなに素敵なシェフの夫がいながら、とてもイイ男とはいえない(すみません)神父とそんなことになるのでしょう・・・?人には好みがありますから、こんな話をしても仕方がありませんね^^;。

このように、それぞれが心に深い傷を負った者同士であり、スインは無実とはいえ状況としては脱獄犯、ミアは故意ではなかった?にしろ人を死に至らしめた過去があります。そんな危機的な状況に立たされた二人が出会い、徐々に互いの存在に救われるようになります。スインとミアは、もう一度、人を愛することができるのでしょうか。

女性主人公の人物像が激情的だったので、ストーリーそのものへの感情移入が難しくはありますが、役者さんたちの感情演技が細やかなのが良かったです。ミアの祖母も、よい雰囲気を出してくれていました。

キム・ナムギルさんの感情を抑えた演技は印象深く、真犯人を問い詰める際の鋭い表情は、今も忘れられません。シェフとしてカフェの厨房に立つ場面では、フライパンを持つ後姿や、料理を皿に盛り付けるときの真摯な表情など、今までに見たことのない姿がとても新鮮で素敵でした。ナムギルさんの演じるスインが浮かべる穏やかな微笑みを見られるだけで(スインがほほ笑む場面は少ないので余計にです)、温かい気分になれる瞬間もある作品です。

私の住む地域では、冬の夜に嵐になり、暴風が吹き荒れて冷たい雪が一晩中降り続いても、翌朝何もなかったような静けさに包まれることがあります。この映画で描かれたスインとミアの愛は、そんな嵐のような愛でした。愛とはかけ離れた場所に心を置いてきた二人が、自分の感情を抑え続けながらも、到底抑えることのできない感情がこみあげ、突然彼らに嵐のように襲い掛かり、二人の間に吹き荒れるような場面が、終盤に出てきます。嵐の後、二人に何が待っているかは、あなたの目で、確かめてみてくださいね。
| saori | 映画(韓) | comments(4) | trackbacks(0) |

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この記事に対するコメント

こんばんは、isさん…
今度のテンプレートも素敵〜♪♪とっても目に優しい感じ…。読みやすいし〜…。
キャ〜困っちゃうなぁ…こちらにお邪魔をすると、どんどんノルマが増えてっちゃう〜(笑)今、凄くisさんの中ではキムナムギルssiの存在は大きいのですねぇ〜。ちょっぴり目つきの鋭いところに、ドキッとしますね…!
kabukimon | 2011/10/25 12:45 AM
kabukimonさん、こんにちは。
新しいテンプレート、気に入ってもらえて何よりです♪
秋らしく落ち着いた色を探してきました。

kabukimonさんのノルマ(笑)を、
今後も増やしてしまうかもしれませんね〜。
キム・ナムギルさんは作品ごとに
全く違う表情を見せてくれる俳優さんなので、
驚かされるんですよ。声のトーンや口調、
眼差し、仕草、歩き方・・・ここまで別人に
なれる俳優さんはなかなかいないですよね。
「善徳女王」でのナムギルさんは、
恐らくkabukimonさんのハートを鷲掴みにすると
思われます(笑)。
is | 2011/10/25 9:31 AM
…“鷲掴み”っですか…クワバラくわばら…(笑)
こんばんは、isさん〜!!
最近(と、いうか光化してから)、偶然に韓国の時代劇ドラマ(しかも有名な)を観てしまう機会が増えて、本当に困ります…つい見入っちゃう(笑)、とうとう「ケベク」も最終日が決定をしてしまいました…
カウントダウンが始まったみたいで寂しい限り(泣)

でも、今夜も記事を作りながら「運命の男」のチャットをこっそりと覗き見をするのが楽しみですっ(爆)
kabukimon | 2011/10/28 7:39 PM
kabukimonさん、おはようございます。

光を導入で今以上に多様な作品を動画配信
を利用して楽しむことができますね。時間を
上手く捻出しつつ、韓ドラ視聴を存分にご堪能ください。

先日のチャットで「ケベク」の
日本放送(KNTV)が決まったこと、教えて頂きました。
大好きな作品が終わるときの寂しさ、良く分かります。
ただ、史劇は難解な表現も多いでしょうし、
字幕付きでまたじっくり「ケベク」を
視聴し直すというのもいいかもしれませんね^^。
is | 2011/10/30 8:19 AM
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